「うちの子どもは集中力がない。」
「勉強中じっとしていることができない」
こういったことで悩んでおられませんか?
そんなあなたに試してほしい事が3つあります。
- 姿勢を正して座る
- 目を見て話す
- 名前を丁寧に書く
どうしてこれが大切かについて書いていきたいと思います。
姿勢を正して座る
子供にじっと座らせておくことって難しいですよね?
どうしても姿勢が崩れてしまいます。
まずは、勉強を始める時、休憩が終わった時、そういった区切りの時だけでもいいので椅子にしっかりと座る習慣をつけてください。
しっかりと椅子に座り、両足を地面につける、そしてしっかりと前を向く。
これが出来ている子供とできていない子供では集中力に差が出ます。
こういう話をすると、それは集中力があるからしっかりと座ることが出来るのだと仰る方がいます。
しかし私は、しっかり座っているから集中力が上がるのだと思います。
普段座り方が乱れている子供たちも、姿勢を正して座ってもらうことで集中力が上がります。
もちろん、しばらくすると姿勢が崩れてきます。
その都度その都度注意してあげることが大切です。
子どもは切替が苦手
ではどうしてそれが大切なのかでしょうか?
それは切り替えのポイントになるからです。
テレビを見たり遊んだりした後で、仕事に取り組むのって大人でも難しいですよね?
大人であればある程度気合を入れて切り替えることが出来ます。
けど子供はさっきまで遊んでいたのに急に勉強モードに切り替えるのは難しいです。
そこでしっかりと姿勢を正して座ることで、切り替えを行ってください。
ここからは勉強の時間だということを意識づけしてあげて下さい。
一度集中力が身に着けば、多少姿勢が崩れても大丈夫になります。
小さいときにしっかりと座るって気持ちを切り替える癖をみにつけることが大切です。
目を見て話す
子供と目を見て話していますか?
携帯を見ながら話していませんか?
集中力がない子供は人の目を見ることが苦手です。
すぐに目をそらしたり、うつむいて話したりします。
私の経験上人の眼を見て話さない子に集中力がないことが多いです。
集中力がない子は目がずっと動いていることが多いです。
一つのものを集中してみることが苦手なのです。
テレビや動画であればじっと見ている子供もいます。
しかし、テレビや動画は画面がすぐに切り替わっていくので一つのモノに集中しているわけではありません。
動いているものではなく静止しているものをじっと見つめる習慣を身に付けるようにしましょう。
人の目を見ることが出来ない子は、話しを聞くことも苦手です。
相手の目を見るのが難しくても、少なくとも話をしている人のほうを向くようにする。
それだけでも違ってきます。
一つのものをじっと見る力を身に付けることで、話を聞くこともできますし、考える力を身に付けることにもなります。
まずは大人が目を見て話を聞いてあげ、話をすることが大切です。
目を見て話すことで一つのことに集中する能力が上がります。
名前を丁寧に書く
計算間違いが多いなどで悩んでいませんか?
学校のプリントに殴りがくように回答していたりしませんか?
テストや宿題に取り組むときに、大切なことは名前を丁寧に書くことです。
きれいに書く必要はないです。丁寧に書くことが大事です。
これは姿勢を正して座ることと同じですが、しっかりとプリントやテストに向き合って落ち着いて名前を書く。
そうすることで意識の切り替えができます。
ここを適当にやり過ごしてしまうとどうしてもそのあとも崩れてしまいます。
遊びの延長でプリントに取り組んだり、授業の延長でテストに取り組んだりすると子供にとっては切替が難しいです。
まずは大人が名前をしっかり書くように注意してあげることで意識の切り替えを促してあげてください。
それにより計算間違いなども減ってきます。
まずは、テストやプリントの名前をしっかり書くことを習慣づけしてみてください。
今回は経験から私が感じている子供の集中力について書きました。
あなたのご家庭でも一度試してみてください。