このブログをご覧になられているということは、そろそろ大学受験を始めれたいけど何から始めればいいのか悩んでいるのではないでしょうか?
世の中では先輩たちが受験モードになり、そろそろ自分も勉強始めないとと考え始めます。
- ・ 高2の冬休みから受験勉強をはじめて間に合うのか
・ どの教科から始めればいいのか
・ 具体的に何をすればいいのか
これらについて、過去10年で100人以上の受験生を個別に指導した経験から、
「みんなはいつから受験勉強を始めているのか」
「何から始めればいいのか」
を解説します。
・受験生の多くはいつから勉強をしているのかまとめてみた
・「志望校の科目」「学校の授業進度」の確認から受験勉強は始まる
・高2冬休みから始めるなら英語・数学(または社会)
受験生の多くはいつから勉強をしているのかまとめてみた
まず多くの受験生がいつくらいから勉強を始めているのかを調べてみました。
河合塾のアンケートでは高2の夏休み以降~高3の一学期
駿台:難関国立大に合格した先輩が受験勉強を始めた時期
引用元:マナビジョン
河合塾や駿台など大手予備校の調査では、受験生の多くは高2の夏休み以降から勉強を始めているようです。
私が指導した経験でも、高2の夏休み以降に塾の説明会や体験に来る生徒が多いです。
私が指導した感覚では、高2冬休みから受験勉強を開始するのであればで少し頑張る必要があります。
まずは、高3になるまでに高1・2で学んだ範囲をしっかりと復習することを意識しましょう。
「志望校の科目」「学校の授業進度」の確認から受験勉強は始まる
高2冬休みから受験勉強を始めるのにあたりまず確認すべきことが、「志望校の受験科目」「学校の科目ごとの進度」です。
私立高校のなかには、高1・2の間に受験科目のほとんどを終えてしまっている高校もあります。
一方、公立高校であれば高3の受験ギリギリまで授業が終わらない可能性が高いです。
特に、理系であれば「数学・物理・化学」、文系であれば「日本史、世界史」などの進度には大きな差が生まれます。
今受験を迎えている部活の先輩や、直接先生に聞くなど「どの段階でどこまで授業が終わるのか」を確認することが大切です。
私の経験から、「物理の原子や交流の範囲が出て解けなかった」「日本史が間に合わなかった」ことから志望校への合格を逃してしまう生徒をよく見ます。
学校の進度に合わしていると間に合わないような科目であれば、自分で先回りして勉強するか塾などで指導を受けるなど何か対策が必要になります。
まずは、志望校の受験科目を確認し、それらの受験範囲がいつ終わるのかを確認することが受験を乗り越えるのに大事なことになります。
高2冬休みから始めるなら英語・数学(または社会)
では高2の冬休みから受験勉強を始める際に、何から始めるのが良いのか。
私がおすすめするのは、「英語・数学(または社会)」です。
英語から始めるのが受験の鍵
理系・文系に関わらず英語は受験科目としている大学がほとんどです。
しかし、英語は、成績が上がるのに時間がかかります。
英文法を理解し、長文を読むための英文法(英文解釈)を学び、その後長文を読解していくといった、過程を踏む必要があるためです。
英語に関しては、高2の冬であれば一通りの文法を終えている高校が多いと思います。
全く新しい分野を勉強するのではなく、一度やったことのある英文法から始めることをおススメします。
また、それと同時に単語をしっかりと覚えることが大切です。
冬休みの間に英単語・英文法をしっかりと復習することが、受験を乗り越える鍵になります。
数学(または社会)
続いて大事になるのが、数学(または社会)です。
文系学部であっても、数学か社会のどちらかの選択になる大学が多いです。
公立でも、文系理系を問わず数IAIIBをすべて高2の段階で終わらせている高校は多いと思います。
ですので、高3からは文系であれば数IAIIBの演習、理系であれば数IIIに入ることになります。
それらの授業を有効に利用するためにも、高2の冬休み~高3にかけて数IAIIBの基礎を固めることが大切になります。
自分で解決できる範囲は参考書を用いるなどしてしっかりと復習し、苦手な範囲は冬期講習を取るなどしっかりと復習をすることが大切です。
文系で社会を選択する場合は、自己学習が必要になる場合が多いと思います。
公立・私立を問わず日本史や世界史は高3の夏までにすべての範囲が終わっているということは少ないと思います。
ですので、高3になれば授業を待たずに自分で学習する必要があります。
その時間を確保するためにも、高2冬休み~高3の間に学んだところを一通り復習をしておくことが大切です。
まとめ
高2の冬休みから受験勉強を始めようと思っているあなたがまずするべきことは次の3点です。
・ 志望校の科目を確認
・ 学校の授業進度を確認
・ 英語、数学、社会の復習(基礎固め)
早速必要な参考書や問題集を購入し勉強を始めましょう!
<おすすめの参考書>
英語
・システム英単語
・大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】
数学
・数学I・A基礎問題精講
・数学II・B基礎問題精講
英語を勉強し始めるなら、まずこちらを参考にしてみてください。
英語は語順が大事!2つのことを意識することから始めよう。