日々是英文法 No.65
大学入試問題やTOEIC等の文法をほぼ毎日1問ずつ解説していきます。
たった1問でも毎日続ければ365問です。
大学入試を乗り越えるためには365問だけではもちろん足りません。
しかし、毎日少しでも英語に触れること、そしてそれを確実に覚える習慣を身につけることはとても大切なことです。
是非毎日覗いてみてください。
- 次の問いの( )の中に入れるのに最も適当なものを、1~4の中から選びなさい。
My mother did not know how to use a new mobile phone, and ( ) did I.
1 how
2 either
3 neither
4 what
この問題は、2019年関西学院大学の問題です。
受験生であれば、5秒以内に解いて欲しい問題です。
解答だけ見たい人はこちら
- 今回のポイント:soとneither
- 今回の問題の解き方と解答
今回のポイント:soとneither
今回の問題を解くポイントは、soとneitherです。
So 助動詞 主語(~も同様)とNeither 助動詞 主語(~も同様に違う)の違いについて書いていきたいと思います。
- So + 動詞(助動詞) + 主語(S):Sも同様に肯定
- Neither + 動詞(助動詞) + 主語(S):Sも同様に否定。
次の例文を見てください。
<例文1>
現在形:Tom likes soccer, and so do I.
(Tomはsoccerが好きです。そして私も好きです。)
三人称単数現在形:Tom likes soccer, and so does Mike.
過去形:Tom liked soccer, and so did I.
助動詞:Tom may like soccer, and so may Mike.
<例文1>のように、soの後ろを倒置した形で「私も」という意味になります。
前が現在形で主語Iareでdoでしたが、三人称単数の主語であればdoes、likedのように過去であればdid、may likeのように助動詞がついていればmayになります。
<例文2>
現在形:Tom doesn’t like soccer, and neither do I.
(Tomはsoccerが好きではないです。そして私も好きではないです。)
三人称単数現在形:Tom doesn’t like soccer, and neither does Mike.
過去形:Tom didn’t like soccer, and neither did I.
助動詞:Tom may not like soccer, and neither may Mike.
<例文2>のように、neitherの後ろを倒置した形で「私も違う」という意味になります。
neitherもsoと同じような使い方になりますが、soは肯定の意味になりますがneitherは否定の意味になります。
肯定なのか否定なのかが判断のポイントになります。
今回の問題の解き方と解答
今回の問題では、前半に「私の母は新しい携帯電話の使い方を知らなかった」となっており、その後andが来て「私も」と続いています。
このことから、「私の母は知らないし、私も知らない」となると判断します。
よって、正解は3 neitherとなります。
- <正解>
3 neither
so, neitherの問題は以下でも扱っています。