自分の強みってなんだろう?
自己分析ってどうすればいいの?
長所って言われても、、、
そう思っているあなたに向けて書いています。
この記事には、「苦しかったときの話をしようか」の第3章を基に書いています。
「はじめに」「第1章」「第2章」についても書いていますのでよかったら読んでみてください。
<この記事に書いてあるポイント>
- 人生の目的の決め方
- 自分の強みの見つけ方
苦しかったときの話をしようか
「就職活動をしているけどやりたいことがみつからない」
「今の会社で働き続けていいの?」
「自分に向いていることってなんなの?」
「こんなことしていていいのか?」
もしあなたが、こんなことを思っているならこの本を読んでみてください
- 就職活動をこれから始める
- 転職しようか悩んでいる
- 特徴を知り成長したい
- 成功したい
そんな人には特におすすめしたい一冊です。
<この本を読むことで知れること>
- 強みを理解し自信を持つための方法
- 自分をブランド化する方法
「はじめに」
- 人生は自分の選択によって成り立っている
- 何を重視し、何を選択するのかそれが人生を決める
自分の強みを知りたい!
長所を活かした就活・転職をしたい!
そんな人にオススメの本
苦しかったときの話をしようか ~はじめに~
「第1章:やりたいことがわからなくて悩む君へ」
- やりたいことが見つからないのは軸がないから
- 軸はあなたが決めるしかない
- 成功は強みから生み出される
やりたいことがみつからない。
そんな人におすすめの本
やりたいことがみつからなくて悩む君へ
from 苦しかったときの話をしようか
「第2章 学校では教えてくれない世界の秘密」
- 知力が格差を生む
- 資本主義の構造はどうなっているか
- 年収を生む法則はなんなのか
年収を上げたい!転職を考えている!
そんな人におすすめの本
学校では教えてくれない世界の秘密
from 苦しかったときの話をしようか
「第3章 自分の強みをどう知る」
- 人生の目的の決め方
- 自分の強みの見つけ方
強みを見つけたい!自己分析に困っている。
そんな人におすすめ
自分の強みをどう知るか
from 苦しかったときの話をしようか
人生の目的を決める
将来的に変わっても構わないし、おぼろげでも構わないので、今の君のベストの「キャリアの目的」を設定してみよう。
まずは、人生の目的を仮でもいいのでザックリと決めます。
このザックリと決めることが大切です。
どうしてザックリでいいのか?
例えば、夏休みになにをするかを決めることを想像してみてください。
まずは、旅行に行くのか、家でゆっくりするのか、田舎に帰るのかを決めます。
旅行に行くとすると、日本なのか海外なのか、海外であればヨーロッパなのか、アジアなのか、アフリカなのかを決めると思います。
そして、ヨーロッパならヨーロッパのことを調べたうえで、イギリスにするのか、フランスにするのかを決めませんか?
さらにイギリスを調べているうちにフランスに行きたいと思ったりすることもありませんか?
こうして最初は何をしたいといったことがなかったとしても、調べているうちに行きたくなるということがあります。
漠然としている状態では浅い情報がしか入ってこないので、なかなかこれといったものが見つかりません。
ですがこうしてザックリと決めて少しずつ絞っていくことで少しずつ情報が深くなり予定を決めやすくなります。
人生の目的も同じで漠然としているものを一旦ザックリと決めることで、少しずつはっきりとしてきます。
ザックリと決めていくことで、何がいいのかについて考えることが増え、入ってくる情報も広く深くなりあなたの最終目的に近づきやすくなります。
- 人生の目的を決めることを決める
- ザックリと方向性を決める
- そしてその方向に向かって何をするのかを決める
- できることをしながら最終目的を決めていく
こういった形で目的を一度考えてみてください。
目的を決める理由
- 自信をもって進むための納得性
暫定的であれ一度考えて決めたことであれば、ある程度の納得性を持ってい進むことが出来ます。
そうすることで、反応的ではなく主体的な人生を生きることができます。
反応的とは、「~だから○○をしなければいけない」「~なので○○をするしかない」といった周りの状況にが自分の行動が決められているという生き方です。
主体的とは、「~だから○○をする」「~だけど○○をする」といった自分で自分の行動を選んでいるという生き方です。
反応的な生き方、主体的な生き方については、「7つの習慣」に書かれています。
そちらについてもまたまとめてみたいと思っています。
- だいたい同じ方向性を進む一貫性
方向性をザックリと決めておくことで途中で目的が変わっても、その新しい目的はだいたい同じような方向にあることが多いです。
早い段階で方向性を決めておくことで、最終的な目的がはっきりした時での積み上がり方が違います。
目的をザックリ決める方法
具体的な”こと”から発想するのではなく、”どんな状態”であれば自分はハッピーだろうかという未来の理想”状態”から発想する
目的を決めると言われると、達成したい”こと”を決めないといけないと感じてしまいませんか?
具体的に達成したいことを決めるのは、やりたい職業や仕事内容を決めるのと同じでなかなか決めにくいです。
そんな時に森岡さんがお勧めしているのが、具体的な”こと”を考えるのではなく”状態”をイメージすることです。
将来的にどんな生活をしていたいか、どんなイメージの自分でいたいかを想像します。
そしてそのイメージを実現するために何をしたらいいのかを考えます。
そうして今できることまで落とし込みます。
将来的に色々な場所を転々として生活したいとします。
そのために必要なことはなんでしょうか?
まずは、どこにいても稼ぐことができるようにする必要があります。
では、どこでも働ける仕事は何かを考えます。
プログラミングやオンライン英会話などパソコンを使った仕事、自分でお店や会社を作って誰かに働いてもらう、など色々な選択肢があります。
プログラマーを目指すのであれば、今できることはプログラミングを学ぶこと。
オンライン英会話なら、英語の勉強を今すぐ始めましょう。
こうして将来の状態から、今できることまで落とし込んでいきます。
将来どうありたいかをイメージすることでザックリと目標を決めて、今できることを決めていきます。
強みの見つけ方
“強み”とは、自分の「”特徴”とそれを活かす”文脈”がセット」
今まで自分が好きだった「~すること」を実際に書き出してみよう
必要なのは「動詞」だ
強みは必ず好きなことの中にある
目的が決まったら、目的を達成するためにあなたの強みをどう活かすかを考えます。
では、あなたの強みは何なのか?
森岡さんの強みの決め方がとても面白いです。
まずあなたがこれまでやりたくてやってきたことを書き出します。
やりたくてやってきたことでなくても、小さいころからなぜかやり続けていること、またはやっていて楽しいことを書き出します。
その際に大事なのは動詞です。
服が好き、パンが好きなどの名詞ではなく、○○することといった動詞です。
その動詞を書き出します。
そして書き出した動詞を大きく3つに分けます。
それがT(Thinking)、C(Communication)、L(Leadership)です。
例えば、知ることが好き、研究することが好きであればT、人に会うのが好き、パーティーに参加するのが好きであればC、挑戦することが好き、夢を語るのが好きであればLのようにザックリと3つに分けます
そして、Tであれば考える力、Cであれば伝える力、Lであれば変化を起こす力がそれぞれにあった特徴になります。
どの職能においても、考える・伝える・変化を起こす力は必要です。
そしてどれもなくてはならない力で、どれが優れている劣っているということはありません。
人によってどの力が得意かが違っているだけです。そしてその得意なことがあなたの強みになります。
森岡さんが第1章でも書かれているように、成功は必ず人の強みから生み出されます。
ですので、あなたも自分の特徴を見出し、ひたすら磨いて強みにしていくことが大切です。
では、次からT, C, Lの人について書いてきたいと思います。
Tの人:考える力/戦略が強みになる
Tの人は、自分が考えて突き詰める対象に”興味が持てる領域”を選ぶことがなにより重要だ
もし他人との相対比較においても思考力がそこそこ強いのであれば、はっきり言って、その人の特徴を活かせる職能はすべてだ
キャリアのできるだけ早い段階で、自分の職能領域を広い視野で俯瞰できて、実戦経験や良質なトレーニングを多く詰める環境があれば非常にラッキーである
典型的な趣味 | 知的好奇心が満たされるもの |
典型的な傾向 | 暇になると無意識に課題を設定して頭を使って遊んでいる。 自分の頭を使わないと楽しいと感じない |
基本戦略 | 知的好奇心を基に考える力を磨き、より大きな結果を出す |
磨く力 | ビジネスに役立つ戦略的思考力 |
向いている職種 | 士業、コンサルタント、マーケディングなど |
私はTに偏っていると思います。
常に何かについて考えていて、まわりに「何考えているの?」と聞かれても、その時には他のことを考えているので何を考えていたのか覚えていないことがあります。
ただ、興味がないことには全く考えない所があります。
Tの人の欠点になりやすいのは行動が遅くなってしまうことだと思います。
考えることが好きなので自分の中で答えが出たらそれで満足してしまう傾向もあります。
ですので実際に実行を促してくれる人とともに行動することで補完し合えるかもしれません。
Cの人:伝える力/人とつながる力が強みになる
営業スキルに秀でてることは、AI時代においてももっとも食いっぱぐれにくい選択の1つ
購買決定の最終段階で顧客心理に直接シュートを打ち込める営業スキルは、企業にとっては売り上げ構築の”最終兵器”であり続ける
Cの人には伝える能力に特徴を持っている人が多い
プレゼンがうまくなる素質を備えている人が多い
同じ事を相手に伝えるのにより明快に好感度をもって伝えられるHOWの領域が強う人は重宝される
典型的な趣味 | 人脈づくりが趣味 |
典型的な傾向 | コミュニケーション能力と社交性が高い。 「人に好かれる才能」に秀でている。 人に好かれたり、人とうまくやっていくことに自信がある |
基本戦略 | 対人コミュニケーションを武器に、人と人を繋げることで新たな価値を生み出していく職能において秀でていく |
磨く力 | 営業スキル、プレゼン力 |
向いている職種 | プロデューサー、ジャーナリスト、政治家など |
森岡さんも本に書いておられるようにCの特徴を持つ人は、今後重宝されると私は思います。
物質的に豊かになりたいていのものが手に入るようになったこれからの時代は、「何を買うか」ではなく「誰から買うか」ということがきっかけになる時代が来ます。
そんな時代にCが長けている伝える力や人とつながる力は価値があがります。
私はCの人は伝える力に加えて表現力、発信力を鍛えることで必要不可欠な存在になると思います。
SNSが発達し誰もが発信できるようになってきましたが、伝える力をもち表現・発信できるできるCの人は重宝されると思います。
Lの人:変化を起こす力/人を動かす力が強みになる
Lの人は、人に結果を出させる強みに長けている人が多い
自分がL属性に突き抜けて偏った特徴を用いるならば、どの職のから始めたとしても早く管理職に上がっていくことを目指すべきだ
Lの人は自分を起点に変化を起こすことが得意だ
L属性が強い人は、いわゆる”指示待ち族”にはならず、自分で考えて自分から動けるようになる
L属性の強い人は、ビジョンを語って組織の目的を明確にし、人々のモティベーションを上げて、組織全体のパフォーマンスを高めることができる
典型的な趣味 | 達成感を味わうために挑戦しがいのある難易度と奥行きがあるストイックなもの |
典型的な傾向 | とにかく挑戦すること、達成することが大好き。 挑戦して失敗した挫折経験もあり、精神的にタフ。 集団のために己の多少の痛さや損は顧みず、正しいと思うことに粉骨砕身する |
基本戦略 | 高い目的意識で自分が起点となって周囲を動かし、組織に高いパフォーマンスを発揮させる能力を武器にする |
磨く力 | 人を使う力 |
向いている職種 | 管理職、経営者、研究開発リーダー |
Lの特徴を持つ人は、どの職能においても求められます。
その場その場で自分が何をすべきか、そして自分の周りも含めどう動くべきかを判断することができるのでLの人はみんなに必要とされます。
私がLの人が気を付けたほうが良いと思うのは、なんでも自分で行動してしまわない様にすることです。
Lの人は自分のできることを瞬時に判断できますので、自分でやったほうが早いと考えてしまいます。
しかし、Lの人は周りの人のモティベーションを上げ、組織のパフォーマンスを上げることができます。
できるだけ自分ではなく周りの人に行動を促すようにすることでもっとよい結果が出せるようになります。
強みをひたすら磨け
職能を積める戦場へ進め!
考えるべきは1点。自分のどんな特徴が職能で活かせそうか
特徴と環境がフィットすると、人の可能性は爆発する
あなたがT, C, Lのどのタイプの人間であっても、あなたの持っている特徴を磨いて武器に変える必要があります。
そのためには、自分の特徴が生かせる職能を選ぶことが大切です。
自分の特徴を見極め、それを活かせる場所を選ぶ、そうすることであなたの人生が成功する確率は大きくあがります。
是非時間を作りあなたの強みを見つけてください
今回は、第3章についてまとめてみました。
- 人生の目的の決め方
- 自分の強みの見つけ方
第3章が「苦しかったときの話をしようか」の強みを活かすという点で重要な章です。
強みを見つけ活かしたい人は第3章だけでも読んでみてほしいです。
また第3章以外についても書いていますので読んでみてください
はじめに
自分の強みを知りたい!
長所を活かした就活・転職をしたい!
そんな人にオススメの本
はじめに
from 苦しかったときの話をしようか
第1章
やりたいことがみつからない。
そんな人におすすめの本
やりたいことがみつからなくて悩む君へ
from 苦しかったときの話をしようか
第2章
年収を上げたい!転職を考えている!
そんな人におすすめの本
学校では教えてくれない世界の秘密
from 苦しかったときの話をしようか
第4章
面接でうまく話したい!人前で緊張しないようにしたい!
そう考えている人におすすめ
自分をマーケティングせよ
from 苦しかったときの話をしようか
第5章
自分はどうしてこんなにダメなんだ。。もっと状況をよくしたい!
そう考えている人におすすめ
自分をマーケティングせよ
from 苦しかったときの話をしようか
第6章
新しいことに挑戦したい。けどどうしても不安
そう考えている人におすすめ
自分の”弱さ”とどう向き合うのか?
from 苦しかったときの話をしようか