みなさんは、今後子供たちが必要になる力ってなんだと思いますか??
英語?プログラミング?etc.
どれも正解かもしれないし不正解かもしれません。
10年後にどうなっているかはほとんどの人がわからないです。
だから私は、子供たちにその時その時に必要なことを「自分」で考えることができるようになってほしいと思っています。
そこで、私が子供達にはどうゆう能力を身に付けてもらいたいか。
それは次の2つです。
- 課題を解決する力(課題解決力)
- 課題を見つける力(課題発見力)
課題解決力
課題解決力は、ある課題を「早く」そして「正確に」処理をしていく力で、親世代にとって重要視されていました。
これまでは与えられた課題に対して方法を考え課題をいかに早く正確に処理することが求められていました。
早く仕事をこなせる人ほど仕事ができると言われ、情報をどれだけ頭に入れているか(情報量)が重要でした。
生き字引だと言う言葉が示すように、あの人に聞けばなんでも知っているという人(情報量)が重宝されてきました。
例えば、クイズ番組をイメージしてみてください。
多くの高学歴の方たち(知識自慢の人たち)が集い、出された問題に対して、いち早くボタンを押し答える。
どれだけ早く正確に答えることが出来るかを競いあいます。
しかし、答えを知るだけであれば、今このブログを読んでいるもの(スマホやPCなど)を使ってググってしまえば知ることができます。
クイズ番組の問題くらいだとほとんどが、人工知能(AI)のほうが早くそして正確に答えることが出来るようになるでしょう。
さらに今後は、簡単な判断を要する課題も、AIのほうが早く処理してくれるようになると思います。
つまり、早く正確に答えることが必要な課題であれば、AIが解決してしまいます。
そこで、我々人間に必要になってくるのが課題発見力です。
課題発見力
課題発見力とは、 解決しないといけない課題が何か?それが正しいのかを判断する力です。
現状を把握し、解決するべき課題は何なのかを発見する、または、いま取り組んでいる課題が本当に重要なのかを判断する力がこれからは必要になってきます。
今後は、AIが会議などに入ってきて
必要な知識についてはAIに聞き
その結果を『理解』し
人間が『どうするかを判断』し、
何を解決すべきかを決め
さらにAIに指示することで解決していくという時代がすぐそこに来ています。
AIには得意なことと苦手なことがあります。
情報を収集し、課題を素早く処理することはAIが得意とするところです。
一方、文章を理解し解決すべき課題を見つけることは苦手としています。
今ある課題を素早く処理するような仕事、ルーティンで行われる仕事などはAIが行うようになります。
これから人間に必要となるのは、今ある情報からどうしていくかを判断する力です。
私は部活動や受験勉強などを通して、この課題発見力と課題解決力を身に付けてほしいと思っています。
そのため、私の授業では、自分たちで何を勉強すべきか考えてもらい、予定表に落とし込み、実行してもらっています。
受験勉強を意味がないものにするかどうかも学生次第だと考えています。
今後、自分で考え行動してもらうために私が考えていることなどを書いていきたいと思います。