今日の問題
大学入試問題やTOEIC等の文法をほぼ毎日1問ずつ解説していきます。
たった1問でも毎日続ければ365問です。
大学入試を乗り越えるためには365問だけではもちろん足りません。
しかし、毎日少しでも英語に触れること、そしてそれを確実に覚える習慣を身につけることはとても大切なことです。
是非毎日覗いてみてください。
次の問いの( )の中に入れるのに最も適当なものを、1~4の中から選びなさい。
I said goodbye to my best friend, not aware that we ( ) again.
1 never meeting
2 never to meet
3 were never met
4 were never to meet
この問題は、2019年近畿大学の問題です。
受験生であれば、10秒以内に解いて欲しい問題です。
解答だけ見たい人はこちら
今回のポイント:be to 不定詞
今回の問題を解くポイントになるのは、be to 不定詞の否定形です。
不定詞については、「~すること」だけが不定詞の意味ではない!不定詞の3つの用法を見分けよう!にまとめていますので読んでみてください。
be to 不定詞は、「be動詞 + to + 動詞の原形」の形で、予定・運命・義務・可能・意図の5つの意味になります。
1 予定:~することになっている
2 運命:~する運命である
3 義務:~するべきである / ~しなくてはいけない
4 可能:~できる
5 意図:~するつもり(ならば)
今回の問題の解き方と解答
今回の問題では、( )の前にnot aware that weとあり、接続詞のthat節内の主語がweであることがわかります。
このことから、動詞がある3 were never met, 4 were never to meetのどちらかということになります。
3 were never met であれば、私たちは一度も会わされていないという受動態になり、4 were never to meetであれば、be to 不定詞の否定形であり「私たちは二度と会うことが出来ない」という意味になります。
このことから、正解は4 were never to meetだと判断します。
4 were never to meet
不定詞の過去問題についてはこちら↓
不定詞のまとめについてはこちら↓