・人称について
・be動詞の基本(文構造、疑問文・否定文の作り方)
・一般動詞の基本(文構造、疑問文・否定文の作り方)
英語をやり直すならbe動詞・一般動詞から
今回は中学英語のbe動詞と一般動詞について書いていきたいと思います。
英語をやり直そうと参考書を買ってみると、中学英語がわかっていることが前提で書かれていたりしてわからない。
独学で勉強したいけど中学英語がわからず断念する人は多いです。
でも、それが普通です。
かといって中学生向けの本を見てみるのはちょっと、、、と思う方に向けてbe動詞・一般動詞について書いてみようと思います。
参考書を読んでみたけど全くわからないという人はぜひ読んでみてください。
もしわかりにくそうなところがあれば修正・加筆していきます。
人称について
英語では動詞が主語や時制によって変化します。
その動詞を変化させる要因の一つが主語の人称です。
まずはその人称についてみていきましょう。
下の表を見てください。
意味 | |
---|---|
一人称 | I,We(私,私たち)のみ |
二人称 | you(あなた)のみ |
三人称 | I, we, you以外全て |
話し手(私)を一人称、聞き手(あなた)を二人称、それ以外を表す三人称と言います。
この一人称、二人称、三人称は言語を学ぶ上で大切になりますのでよく覚えておいてください。
二人称:youのみ
三人称:それ以外
be動詞
be動詞とは、beのことで「~がいる(ある)」などの意味になります。
では、beが人称や時制によってはどのように変化するか見ていきましょう。
一人称はamとwas
主語が一人称(I)のときbeはamとwasになります。
それぞれどう使われるのか見ていきましょう。
肯定文:I am a student./I’m a student.
「私は学生です。」
疑問文:Am I a student?
「私は学生ですか?」
否定文:I am not a student./ I’m not a student.
「私は学生ではありません。」
まず、現在のことを表す際にはamを用います。
そして、疑問文にしたい場合はamを前にだし、否定文にしたい場合はamの後ろのnotを入れます。
また、I amは短縮してI’mと表記することもあります。
続いて、wasはどういうときに使うか見ていきましょう。
肯定文:I was a student.
疑問文:Was I a student.
否定文:I was not a student./I wasn’t a student.
英語では、過去を表す際に動詞を過去形に変形します。
主語がIの時に用いるam の過去形はwasになります。
ですので、<例文2>のように主語がIのの時に過去のことを表すにはwasを用います。
疑問文・否定文の作り方は現在形と同じように、was を前に出す、wasの後ろにnotを入れることで作ります。
二人称と複数はareとwere
二人称の時は、beはareとwereに変化します。
また、複数形(2人以上)の時もyouと同じ扱いになります。
<例文3> 現在形
肯定文:You are a student.
「あなたは学生です。」
疑問文:Are you a student?
「あなたは学生ですか?」
否定文:You are not a student./You aren’t a student.
「あなたは学生ではありません。」
amと同様areも現在を表す際に用いられます。
疑問文でareを前に出し、否定文でareの後ろにnotを付けるのはamと同じです。
are not の短縮形はaren’tになります。
尚、am notは短縮してamn’tにすることはできません。
<例文4> 過去形
肯定文:You were a student.
「あなたは学生でした。」
疑問文:Were you a student?
「あなたは学生でしたか?」
否定文:You were not a student./You weren’t a student.
「あなたは学生ではありませんでした。」
areの過去形はwereになります。
現在形の時と同様、疑問文でwereを前に出し、否定文でwereの後ろにnotを付けます。
were not の短縮形はweren’tになります。
三人称はisとwas
三人称の時は、beはisとwasに変化します。
肯定文:He is a student.
「彼は学生です。」
疑問文:Is he a student?
「彼は学生ですか?」
否定文:He is not a student./He isn’t a student.
「彼は学生ではありません。」
Heは「彼は」「彼が」を表す名詞です。
HeはI, youではないので三人称になります。
三人称でも、疑問文でisを前に出し、否定文でisの後ろにnotを付けます。
is not の短縮形はisn’tになります。
肯定文:He was a student.
「彼は学生でした。」
疑問文:Was he a student?
「彼は学生でしたか?」
否定文:He was not a student./You wasn’t a student.
「彼は学生ではありませんでした。」
isの過去形はwasになります。
現在形の時と同様、疑問文でwasを前に出し、否定文でwasの後ろにnotを付けます。
be動詞まとめ
ここで、be動詞の内容をまとめます。
一般動詞
be動詞以外の動詞のことを一般動詞と言います。
一般動詞もbe動詞のように、主語の人称と時制によって変化します。
その際、規則的に変化する規則動詞と、不規則に変化する不規則動詞があります。
不規則動詞に関してはそれぞれ覚える必要がありますが、疑問文、否定文の作り方は同じです。
ですので、今回は規則動詞であるliveを基に見ていきましょう。
一人称、二人称、複数のとき
一般動詞はbe動詞と異なり一人称、二人称、複数では動詞は変形しません。
また疑問文と否定文も同じように作ります。
肯定文:I live in this town./You live in this town.
(私はこの町に住んでます。/あなたはこの町に住んでいます。)
疑問文:Do I live in this town?/Do you live in this town?
(私はこの町に住んでいますか?/あなたはこの町に住んでいますか?)
否定文:I don’t live in this town./You don’t live in this town.
(私はこの町に住んでいません。/あなたはこの町に住んでいません。)
疑問文はDoを先頭につけることで作成します。
否定文は、動詞の前にdon’tを入れることで作成します。
三人称のとき
主語が三人称の時は、一般動詞はsまたはesが付きます。
このsまたはesは、三人称単数の現在形に着くことから三単現のs(es)と呼ばれます。
liveの場合は主語が三人称で単数の時livesに変化します。
<例文6>
肯定文:He lives in this town.
(彼はこの町に住んでます。)
疑問文:Does he live in this town?
(彼はこの町に住んでいますか?)
否定文:He doesn’t live in this town.
(彼はこの町に住んでいません。)
動詞に三単現のsが付く以外は肯定文の一人称等と作り方は同じです。
しかし、疑問文と否定文の作り方が少し異なります。
主語が三人称単数の時は、疑問文ではDoesを先頭につけ、動詞を原形(sもesもついていない形)に戻します。
そして、否定文は動詞の前にdoesn’tをつけ、動詞を原形に戻します。
この動詞を原形に戻すことを忘れやすいので注意してください。
一般動詞の過去形
過去を表す際は、be動詞と同様に一般動詞を過去形に変形します。
規則動詞はdまたはedを付けますが、不規則に変化する動詞も多いのでそれぞれは覚える必要があります。
今回使うliveは規則動詞で、過去形はlivedになります。
肯定文:He lived in this town.
(彼はこの町に住んでいました。)
疑問文:Did he live in this town?
(彼はこの町に住んでいましたか?)
否定文:He didn’t live in this town.
(彼はこの町に住んでいませんでした。)
動詞を過去形にする以外は、肯定文の構造は現在形と同じです。
疑問文はDidを先頭につけ動詞を原形に戻します。
否定文はdidn’tを動詞の前に入れて、動詞を原形に戻します。
一般動詞まとめ
一般動詞の内容をまとめると以下のようになります。
まとめ
英語の動詞は、be動詞と一般動詞があります。
be動詞も一般動詞も、主語と時制によって変形します。
今回はbe動詞と一般動詞の基本構造と疑問文、否定文の作り方をまとめると次のようになります。
英語をやり直そうと参考書を買ってみると中学英語を理解していることを前提に書かれていることがよくあります。
中学英語から不安という方に向けて今回はbe動詞、一般動詞について書きました。
英文法をいきなり完璧に理解する必要はありません。
まずは、be動詞と一般動詞の違い、疑問文・否定文の作り方を理解するようにしてください。
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