自分はどうしてこんなにダメなんだ
もっと状況をよくしたい!
そう思っているあなたに向けて書いています。
この記事には、「苦しかったときの話をしようか」の第5章を基に書いています。
「はじめに」「第1章」「第2章」「第3章」「第4章」についても書いていますのでよかったら読んでみてください。
<この記事に書いてあるポイント>
- 自己評価が低いとき人は最も苦しい
- 過去の自分と比較することで最悪の状況を脱する
- ComfortZone(居心地のいい場所)を出る
苦しかったときの話をしようか
「就職活動をしているけどやりたいことがみつからない」
「今の会社で働き続けていいの?」
「自分に向いていることってなんなの?」
「こんなことしていていいのか?」
もしあなたが、こんなことを思っているならこの本を読んでみてください
- 就職活動をこれから始める
- 転職しようか悩んでいる
- 特徴を知り成長したい
- 成功したい
そんな人には特におすすめしたい一冊です。
<この本を読むことで知れること>
- 強みを理解し自信を持つための方法
- 自分をブランド化する方法
「はじめに」
- 人生は自分の選択によって成り立っている
- 何を重視し、何を選択するのかそれが人生を決める
自分の強みを知りたい!
長所を活かした就活・転職をしたい!
そんな人にオススメの本
はじめに
from 苦しかったときの話をしようか
「第1章:やりたいことがわからなくて悩む君へ」
- やりたいことが見つからないのは軸がないから
- 軸はあなたが決めるしかない
- 成功は強みから生み出される
やりたいことがみつからない。
そんな人におすすめの本
やりたいことがみつからなくて悩む君へ
from 苦しかったときの話をしようか
「第2章 学校では教えてくれない世界の秘密」
- 知力が格差を生む
- 資本主義の構造はどうなっているか
- 年収を生む法則はなんなのか
年収を上げたい!転職を考えている!
そんな人におすすめの本
学校では教えてくれない世界の秘密
from 苦しかったときの話をしようか
「第3章 自分の強みをどう知る」
- 人生の目的の決め方
- 自分の強みの見つけ方
強みを見つけたい!自己分析に困っている。
そんな人におすすめ
自分の強みをどう知るか
from 苦しかったときの話をしようか
「第4章 自分をマーケティングせよ!」
- 人はどうして緊張するのか
- My Brandの設計方法
- あなたをブランディングする方法
面接でうまく話したい!人前で緊張しないようにしたい!
そう考えている人におすすめ
自分をマーケティングせよ
from 苦しかったときの話をしようか
最も苦しいのは自己評価が低いとき
人が最も苦しいのは、自己評価が極端に低くなっているとき
壊れかけているかもと異変に気づいたときには、たいていはもう壊れている
第5章では、森岡さんが人生で苦しかったときの話が書かれています。
それを踏まえて森岡さんが人が苦しくなるのは次のようなときだと書いてあります
- 劣等感に襲われるとき
- 自分が信じられないものを、人に信じさせるとき
- 無価値だと追い詰められるとき
私自身の話になりますが、小さいころ親や兄弟に「おまえには無理だ」「おまえにはできない」と言われていました。
例えば中学生でクラブを選ぶときは、「おまえはバスケットボールは無理だ」と言われ、高校生になり文系か理系かを選択する際にも「おまえに理系は無理だ」と言われました。
私は劣等感の塊でしたし、自分はなんて無価値なんだと感じていました。
自信はなく自己評価も低く、その頃考えていたのは、「自分が死んだら誰が泣くのだろう」ということでした。
自己評価が低くなると一歩を踏み出すのが怖くなり、一歩踏み出すのをためらうと次の一歩はさらに出せなくなります。
ではそうゆうときにどう対応するのがいいのか。
他者ではなく過去の自分と比較する
森岡さんは、自己評価が低くなった時にどう乗り越えるかについて次のように書いてあります。
「今日の自分は何をどう学んで昨日よりも賢くなったのか」、その1点を問える自分であればいい
「できない自分」ではなく「成長する自分」として、自分だけは自分自身を大いに認めてあげて欲しい
私はずっとネガティブで常によくないことが起こるのではないかと考えていました。
自己評価が低いことが影響していたのかもしれませんが、確かにその時に意識していたのは「できない自分」ばかりでした。
ある出来事をネガティブでいる自分が嫌になり、そこから少しずつ改善していきました。
(このへんについてはまた機会があれば書いてみたいと思います。)
いろんな人の話を聞くことで、「できない自分」ではなく「自分ができること」そして「少しでもポジティブに考えられた自分」を意識しました。
ネガティブでいることを改善するために多くの人の助けがあり、多くの時間を費やしました。
そのおかげでだいぶ改善されましたが、それでもネガティブな感情や思考が完全に離れることはありません。
今ではネガティブな思考を活かすことが出来るようになりました。
このことについては、臆病でもいい!ネガティブでもいい!<そう思える本 ~プロフェッショナル 仕事の流儀3~ 左官職人 挟土秀平 に書いています。
今から考えるとネガティブでいることで自分が傷つくのを守っていたのだと思います。
親に言われたことを守るということを理由に自分が逃げていただけなのだと思います。
しかしそれは最悪の状況から這い出ることができたから思えることです。
自己評価が極端に低くなっているとき、「これもいつかはネタにできる」などと考えることはなかなかできません。
どうしても「自分のできないこと」ばかりに目がいきます。
ですのでそのときは、周りの人に助けてもらう、もしくは先週や昨日の自分よりできるようになったことを意識してみてください。
些細なことでもいいので、少しでも前に進んでいる自分を認めてあげてほしいです。
不安になるのは脳の防衛反応
迷った時は厳しい方を取れ!
人間の脳は楽な方がよく見えるように常にバイアスをかけている
だからハードな道が正解だ
森岡さんは不安を感じるのは、脳の現状維持機能だと言っています。
動物は生き残るための本能として、とりあえず生きているならば、その現場からの変化を避ける性質が生まれながらに備わっている
脳が不安を察知すると、その不安を差し迫る『変化』だと認識して、意図に反して脳がその行動を敢えて失敗させようとする。それが緊張の正体、変化を嫌う脳の現状維持機能だ。
私はもともとがネガティブですので、何か新しいことを始めようと思うとどうしても失敗した時のことが気になります。
一度やってみようと思ってもすぐに不安になりやめてしまいます。
その時にしているのは「それをやって失敗すると自分を納得させるための情報探し」です。
○○だからこれをしないほうが良い、××だからこれをするのは私には向いていない、といった感じです。
そんな発想の中で何か自分を成長させるような情報等が入ってくることはないです。
ですので一旦やろうと思ったことで、不安になり迷った時は厳しい方を取るのが正解である可能性は高いと私も思います。
私もクラブを選ぶときに親から言われたからこのクラブにしか入らなかったのではなく、不安に思っている自分が親からの言葉を理由にやめてしまっただけだと思います。
実際高校で、理系か文系を選ぶときに親に無理だと言われたときは、自分は理系だという自信があったので理系を選ぶことが出来ました。
自己評価が低いときこそ、不安なことに一つ挑戦してみることが大事です。
小さなことでも1つ不安なことから逃げてしまうと、次はさらに不安になります。
今不安かもしれませんが、今が一番不安が小さいときです。
大きな一歩は必要ないので、一歩踏み出してみてください。
居心地のいい状況を出る
自分の特徴を強みに変える文脈」を選んで、そこへ向かって泳ぐ
強い人間は、環境に合わせて自分を変えるか、自分に合わせて環境を変えるか、そのどちらかができる
自分にとって安全でストレスの少ない道を選び続ける人は、運がよければ幸せになれるだろうが、それでは決して強くはなれない
Comfort Zoneを出ない限りその力が覚醒しない
自己評価が低い状態で小さな1歩を踏み出すことができたら次にすることは、あなたの特徴を活かすことです。
第3章で書かれている好きな動詞を書き出すことを実行し、自分の特徴を知りそれを活かす方法を考えてみてください。
それをふまえて、環境に合わせて自分を変えるか、自分に合わせて環境を変えるかのどちらかを選ぶのが大切です。
自己評価が低く逆境の状況よりも問題なのが、ComfortZone(居心地のいい状態)にあるときかもしれません。
最悪の状況を脱したとき、多くの人がそこで立ち止ります。
私も色々な相談を受けますが、良くない状況の時のほうが色々と前向きに考えることが出来る方が多いです。
しかし一旦その状況を抜けると、最悪の状況の時の自分や他者と比較し「それよりましだ」と思ってしまうのです。
もちろんそれを意識し、一歩ずつ進んでいかれる方もいます。
しかし多くの人は、「それよりまし」ということを言い訳に立ち止ってしまいます。
最悪の状況の時に目指そうと思った自分にはなれていないのに、居心地のいいそこで立ち止ってしまいます。
確かに自己評価が低いときには、先週や昨日の自分よりできるようになったことを意識することが大切です。
そしてできるようになっている自分を認めてあげ少しずつできることを増やし自己評価を上げることが必要です。
しかし一旦最悪の状況を抜けて立ち止る人は、先週や昨日ではなく最悪の状況の自分と比較しそれを言い訳にしています。
最悪の状況ではないし、前に進むために努力する必要もない、そういったとき人はそのままでいたいと思います。
「ベスト(最良)」の最大の敵は「ベター(より良い)」であることが多いです。
最悪の状態をせっかく抜け出たのに、そこで立ち止まってしまうのはもったいないです。
再びおなじ状態にならないためにも、自分の特徴を活かせる状態へと進むことを意識してほしいです。
私は自分がComfortZone(居心地のいい状態)にいる時ほど、自分の特徴を活かせる状況を探すようにしています。
今回は、「苦しかった時のはなしをしようか?」の第5章について書きました。
第5章では著者の森岡さんが「苦しかったとき」の話が書かれています。
どんな人でも「苦しいとき」というのはあります。
そのとき、どう考えどう行動するか、それによって未来を変えることが出来ます。
「明けない夜はない」「夜明け前がもっとも寒い」など色々な言葉があると思います。
大きな一歩ではなく小さな一歩から始め最悪の状況を脱して、そしてComfortZoneを出て自分の強みを磨いてみましょう。
私も少しずつ取り組んでいきます。
また、第5章以外についても書いていますので読んでみてください。
特に、第3章が「苦しかったときの話をしようか」の強みを活かすという点で重要な章です。
強みを見つけ活かしたい人は第3章だけでも読んでみてほしいです。
はじめに
自分の強みを知りたい!
長所を活かした就活・転職をしたい!
そんな人にオススメの本
はじめに
from 苦しかったときの話をしようか
第1章
やりたいことがみつからない。
そんな人におすすめの本
やりたいことがみつからなくて悩む君へ
from 苦しかったときの話をしようか
第2章
年収を上げたい!転職を考えている!
そんな人におすすめの本
学校では教えてくれない世界の秘密
from 苦しかったときの話をしようか
第3章
強みを見つけたい!自己分析に困っている。
そんな人におすすめ
自分の強みをどう知るか
from 苦しかったときの話をしようか
第4章
面接でうまく話したい!人前で緊張しないようにしたい!
そう考えている人におすすめ
自分をマーケティングせよ
from 苦しかったときの話をしようか
第6章
新しいことに挑戦したい。けどどうしても不安
そう考えている人におすすめ
自分の”弱さ”とどう向き合うのか?
from 苦しかったときの話をしようか